東三河の山々に魅せられて
今回は図書館で借りてきた本を紹介したいと思います。
「東三河の山々に魅せられて 峯野元孝」
新城生まれの著者は、なんと衣笠山を最初に紹介しています。今まで色んなガイドブック的な
山の本を見てきたが、田原の山々が冒頭に紹介されているのは、この本が初めてです。
数々の歴史文献と照らしあわせての山行紹介は、興味深い内容になっています。山行自体も
10数年前で比較的新しいと思います。
稲荷山・藤尾山のところで気になる内容がありました。
「神社にお参りして、左に進むと登山道に出る。登ると五分程で稜線に着く(稲荷山山頂
六七メートル)と蔵王山が正面に見える。丸太製のベンチがあり、登山道の近くの木に名
札が付けてあり、金木犀【きんもくせい】、榎【えのき】、欅【けやき】、椎の木、金蘭
【きんらん】、銀蘭【ぎんらん】、甘野老【あまどころ】、などが見られる......」
著者の山行が2000年12月27日。当然ながら、冬にキンラン・ギンラン・アマドコロなどが開花して
いるはずがありません。名札=看板(?)はその辺りに分布する花木が書いてあったのか?それとも
実物に名札のように、付けられていたのか?
早速、この辺りの山に詳しい生き字引・たらめ会事務局さんとY氏に聞いてみました。
・稲荷山の稜線でキンラン・ギンラン・アマドコロは見たことがない。
・という事は名札のようなものを付けたこともないし、看板も建てたこともない。
・Y氏によるとアマドコロは、稲荷山北斜面にある学習の森で見たことがあるとのこと。
・事務局さん曰く、著者が藤七原湿地の(花木開花時期の)看板と間違えているのでは?
・平成3年頃、たらめ会で山野草ガイドブックを作成していたので確認したところ、書いてありました。
山野草分布図の稲荷山の場所にはキンラン・ギンランと。当の本人は、その頃はチゴユリ・アマドコロ
が見分けが付く山野草で、まだまだ知らない花が多かったとのこと。おそらく、花の先生がガイドと
して付いていたそうですが、先生の言うとおりにガイドブックも編集してたかもしれません。
今は稲荷山では見たことのないキンラン・ギンラン。来年はコチラでも探してみるかな?

「東三河の山々に魅せられて 峯野元孝」
新城生まれの著者は、なんと衣笠山を最初に紹介しています。今まで色んなガイドブック的な
山の本を見てきたが、田原の山々が冒頭に紹介されているのは、この本が初めてです。
数々の歴史文献と照らしあわせての山行紹介は、興味深い内容になっています。山行自体も
10数年前で比較的新しいと思います。
稲荷山・藤尾山のところで気になる内容がありました。
「神社にお参りして、左に進むと登山道に出る。登ると五分程で稜線に着く(稲荷山山頂
六七メートル)と蔵王山が正面に見える。丸太製のベンチがあり、登山道の近くの木に名
札が付けてあり、金木犀【きんもくせい】、榎【えのき】、欅【けやき】、椎の木、金蘭
【きんらん】、銀蘭【ぎんらん】、甘野老【あまどころ】、などが見られる......」
著者の山行が2000年12月27日。当然ながら、冬にキンラン・ギンラン・アマドコロなどが開花して
いるはずがありません。名札=看板(?)はその辺りに分布する花木が書いてあったのか?それとも
実物に名札のように、付けられていたのか?
早速、この辺りの山に詳しい生き字引・たらめ会事務局さんとY氏に聞いてみました。
・稲荷山の稜線でキンラン・ギンラン・アマドコロは見たことがない。
・という事は名札のようなものを付けたこともないし、看板も建てたこともない。
・Y氏によるとアマドコロは、稲荷山北斜面にある学習の森で見たことがあるとのこと。
・事務局さん曰く、著者が藤七原湿地の(花木開花時期の)看板と間違えているのでは?
・平成3年頃、たらめ会で山野草ガイドブックを作成していたので確認したところ、書いてありました。
山野草分布図の稲荷山の場所にはキンラン・ギンランと。当の本人は、その頃はチゴユリ・アマドコロ
が見分けが付く山野草で、まだまだ知らない花が多かったとのこと。おそらく、花の先生がガイドと
して付いていたそうですが、先生の言うとおりにガイドブックも編集してたかもしれません。
今は稲荷山では見たことのないキンラン・ギンラン。来年はコチラでも探してみるかな?

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